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そだててあそぼう35〜シイタケの絵本 おおもりせいじゅ・へん

 いいのかずよし・え。

 シイノキに生えるからシイタケ。でも東北では別の木にも生えるほど精力が旺盛なキノコである。世界三大キノコとしてマッシュルームやフクロダケに並ぶ存在らしい。
 そんなシイタケの生産技術では日本が世界一だと著者はいう。生産量は中国に抜かれて、押されているけれど。
 シイタケが誕生したのはボルネオ島と考えられているらしい。さすがアマゾンの次に種の多様性がゆたかと言われるボルネオ島だ。

 シイタケの栽培はかなり工業的な部分があって、ホダ木の水分管理などが興味深かった。
 天地返しはかなりの重労働だと思われる。下が土なら一回でいいけれど、コンクリートだと月一回やった方がいいらしい……菌床栽培が盛んになるのも分かる。
 どちらにしても人間には消化できない木から、豊富な栄養をもつシイタケを得る行為は錬金術的で楽しい。

 イラストはおじさんおじいさんだらけで、子供向けの本なのに子供の姿が乏しかった。着物の女性は若いのかなぁ。そんなところも収穫がはじまれば5〜6年もとり続けることができるシイタケの絵本にふさわしい?

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シイタケの絵本 (そだててあそぼう)
シイタケの絵本 (そだててあそぼう)
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