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そだててあそぼう76〜ハーブの絵本 ひろたせいこ・へん

 おかたさとの・え。
 他の絵本と違って大量の品種を一冊にまとめてしまっているハーブの絵本。品種紹介のページが栽培種紹介になっている。栽培ごよみはあきらめるのだろうと思っていたら、一斉に載せられていた……。

 さすがにハーブはたくましい植物たちで、こぼれた種で増やしたり、挿し木で増やしたりが普通に行われている。
 鮮度を保つのには枝を水にさしておけばよく、水を取り替え続ければ根がでて、そのまま植えることもできるという記述には目が点になった。
 それでもアブラムシは襲いかかってきてウイルス病の原因にもなるのだから、たいした害虫だ。そだててあそぼうシリーズで、もっとも活躍しているのは植物じゃなくてアブラムシなのである……。

 青色のお茶がレモン汁でピンク色になるマロウティーにはやっぱり憧れる。他にもポプリやリース、せっけんやろうそくの作り方などが紹介されていて、とてもおしゃれな一冊であった。
 1坪のスペースがあれば、なかなか楽しいハーブ園が作れるとのことで、うまく運営できれば生活が楽しくなりそうだ。
 なによりあとがきで触れられていた著者の子供時代がロマンティックであやかりたくなる。

 イラストは蜂の身体に赤ん坊の(リアル気味な)顔をもった生物が盛んに描かれており、けっこう強烈だった。巨大なハサミを両手にもった絵には恐怖すら覚えてしまった。

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ハーブの絵本 (そだててあそぼう)
ハーブの絵本 (そだててあそぼう)
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