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そだててあそぼう96〜農作業の絵本1栽培計画と畑の準備

 かわしろひでお・へん、じんさきそうこ・え。
 もはや絵本なのか分からなくなってくるような内容の絵本……農業には(にも)計画性が欠かせないことが良く分かる。
 それぞれの土で小松菜を育てて、違いを明らかにした実験がとても分かりやすかった。必要な養分は土に入れてあっても、ものすごく大きな違いがでる。
 さらにpHの問題などが絡んでくるから土に最適な育て方をするのは難しい。また、畑ごとに最適な育て方が異なってしまう問題が発生する(近代の開拓地では、畑の性質が似通っているおかげで大規模な農場経営がおこないやすかったし、改良を周囲に展開できた)。
 経営の大規模化も都市の人間が考えるほど簡単ではないはず。

 そんなことを分かってもらうためにも子供向けに絵本で訴えていくことは必要かもしれない。
 そうでなくても、試行錯誤しながら目に見えて美味しい結果を出していくことは楽しいはず。
 いつもはあとがきが入る場所まで土の特性解説にあてられていた。農作業の絵本シリーズはかわしろひでお氏が5冊中4冊を担当しているみたいだから、最後にあとがきを書ければいいってことかな。

 絵もすべてじんさきそうこ氏が担当して統一感が保たれている。背景が綺麗で見やすい絵だ。トマトの絵本ではないのに、トマトの実が同じ方向につくことをちゃんと描いていて――シリーズとしては当たり前かもしれないが――感心した。

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農作業の絵本〈1〉栽培計画と畑の準備 (そだててあそぼう)
農作業の絵本〈1〉栽培計画と畑の準備 (そだててあそぼう)
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