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そだててあそぼう15〜ラッカセイの絵本 すずきかずお・へん

 ひらのえりこ・え。
 日本のラッカセイの70%を生産する千葉県(に縁のある)の人が書いていなかったら、どうしようかと……歴史的経緯を知ると本土より古い時代から育てていた沖縄県の人なら違和感はないが。
 作画は静岡県出身、武蔵野美術大学(東京)の人だった。

 ピーとナッツでピーナッツ。地上に花が咲いて地中に実のなる不思議な作物ラッカセイのおもしろい性質が分かる。
 カタカナで書くとイメージしにくいけれど、漢字の落花生はなかなか本質を突いている。普通の土の中じゃなくても、実は生長できるのかと、いろいろなものに子房柄をつっこませる実験がおもしろかった。工夫をすれば水耕栽培でも育つらしい……。
 マルチを使うことを勧めていたので、貫通できることを期待してしまったが、花が咲いたら剥がすように勧められていた。ですよねぇ。

 おそらく大豆よりも害虫に強いと思われる落花生の特性を活かした栽培が今後も行われることを願う。
 ただし、日本の生産量は消費量の15%。そういえば、千葉県民でも国産落花生は高級品として扱っている話題があったな。作付け面積と収穫量から逆算すれば1haに2t少ししか採れないからなぁ……。
 量での勝負は厳しい。本書で勧められている茹でたラッカセイは昔から好きだ。

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ラッカセイの絵本 (そだててあそぼう)
ラッカセイの絵本 (そだててあそぼう)
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