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まるごとわかる!第二次世界大戦「ヨーロッパ戦線の真実」

 コンビニで売っているタイプの廉価な本であるが、歴史群像編集部・編なので、それなりにしっかりしている。
 第二次世界大戦の「概要の概要」を押さえることくらいはできるかもしれない。簡潔なせいで破壊と殺戮の規模をイメージすることは難しい。
 ノルマンディーで連合軍に降伏した東洋人捕虜の存在が少し世界規模を感じさせてくれた。

 残念なのは誤植があったことで、バトルオブブリテンの地図にはブリテン島にドイツ軍の航空基地があるし、参戦各国データでは衛星国が人口の記号で兵員数を表示されているっぽい。
 あと「一風変わった兵器」が「一変わった兵器」になっていた……鳩爆弾などのおバカな代物なので戦場を一変させた兵器の意味ではない。

 全体の流れではフランスがあまりにあっさり倒されたことがドイツの判断を誤らせたとまとめている。フランスがもっと抵抗していた場合はアメリカも参戦に踏み切らず、日本もドイツの強さに幻惑されず、戦場がヨーロッパに留まっていた可能性もあるのかなぁ。イタリアが北アフリカでバカをやったのもフランスの実質的降伏が遠因か……。
 一周回ってマジノ線は枢軸国を滅ぼす最強の兵器だった気がしてきたぞ。

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まるごとわかる!第二次世界大戦
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