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仲間とかかわる心の進化〜チンパンジーの社会的知性 平田聡

 ヒラタメソッドの発明者、チンパンジーの社会的行動を研究している著者による人間とチンパンジーの共通点、相違点を紹介する本。
 紹介される行動実験が単体でも興味深い。

 そして、ついつい人間に絡めて考えてしまっている自分に気づく。アイトラッカーを自分が使ったら、人の顔をあまり見れない予感がする……よもや私はチンパンジーなのではないか?

 育児放棄によって引き起こされた問題にはチンパンジーごとながら胸が痛んだ。
 ロイの方も再起不能なところがあるな。野生では育児放棄が観察されない――本当だろうか?――と書かれているので飼育環境が相対的に幸せとは思えなくなった。

 研究手法には人間に対して行われているものが多く取り入れられていて、近接した分野であることを感じる――というか、近接させて研究予算を取っている?

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仲間とかかわる心の進化――チンパンジーの社会的知性 (岩波科学ライブラリー)
仲間とかかわる心の進化――チンパンジーの社会的知性 (岩波科学ライブラリー)
カテゴリ:科学全般 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0)

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