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そだててあそぼう39〜土の絵本づ擇つくる風景

 日本土壌肥料学会・編。中村真一郎・イラスト。
 地学から始まって生物になり、農業ときて地学に戻ってきた。あるいは地理の方が近いかもしれない。
 表紙の棚田が象徴するように、生物や人間がつくりだす土壌と風景の話題を取り扱っている。

 本書で噴火直後の溶岩には生物がいないと言われているが、地下深くの場合は岩石生物圏の存在が発見されて認識が変わってきた。彼らの活動は土壌にちょくせつ結びつかないが、なんらかの影響はあるはずで興味深い。

 里山風景が失われつつあることには、それも「自然」の姿ではなかったわけで、複雑な思いがある。
 土壌レッドデータブックなるものがあって、失われつつある日本の貴重な土壌を紹介しているそうだ。こちらは気候復元の資料とするためにも残す必要がある。
 兵庫県加西市のトラ斑土壌は1巻であった樹脂封入土のアクセサリーにしたら良さそうだが、それこそレッドデータ土壌の破壊になるからしちゃいけないな。
 酸化還元の繰り返しによって模様ができたと説明されていて、高師小僧との関連がないか気になった。

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土の絵本〈4〉土がつくる風景 (そだててあそぼう)
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