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つくってあそぼう26〜藍染の絵本 やまざきかずき・へん

 じょうめはやと・え。
 草木染では植物繊維を染めるのに媒染剤が必要だったのに、藍染では藍建てしたタイプの発酵した染料ならそのまま植物繊維を染めることができる。
 チートとすら思える力で布を染めることができる藍染を紹介する絵本。

 他の色と重ねることで緑や紫をつくりだす方法も紹介している。藍建てでは独特の臭いがすると書いてあるのだが、まったく想像もできなくて、ちょっと不安である。
 染色業に臭いの問題はいつもつきまとうからなぁ。

 藍をえる植物が、インディゴの元になるインディカンと酵素の両方をもっていることが何だか不思議だ。
 そういう進化をするメリットは植物にとって何なのか気になる。しかも、科の違う植物でも同じように藍がえられるのだから、ますます神秘的なのである。
 染める布を空気にさらして酸化で青を出すときに、そういう不思議さも一緒に感じられたら、もっと趣深い。
 巻末の解説では植物のラテン語による学名が乱舞していて、子供向けなんだかなんだか……なんなのか。

 作画の方はかなり色彩感覚を内容だったので、神経を使ったと思う。最後の重ね染めを楽しんでいるファッションリーダーな女性たちがオシャレだ。

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つくって、あそぼう〈26〉藍染の絵本 (つくってあそぼう)
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