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ハルキゲニたんの古生物学入門〜古生代編 川崎悟司

 ハルキゲニアの萌えキャラ化(リアル志向)!作者ご乱心と思われるかもしれないが、我々の業界では……我々の業界でもギャル語の作文までするのは、どうかと。1973年生まれの男性の著者がねぇ。うん。
 語尾に顔文字どころか「w」を付けた本が出版される時代になったんだなぁ。

 有名な奇妙キテレツ動物のハルキゲニアをナビゲーターに古生物の世界を超高速で旅する本。あの麻呂カリスンなるヤバい肉食動物を元にしたキャラクターもハルキゲニアのゆるい解説を補足してくれる。
 しょうじき、図鑑とあの麻呂カリスンだけでもいい気がしてくる。でも、大陸配置の説明などは流石に抜かせない。他の本とはまったく違った口調で攻めてくるので、他の本とは違う部分を覚えられる可能性はある。

 個別の古生物に言及するとシルル紀の地上に生えていた巨大すぎる菌類プロトタキシーテスには度肝を抜かれた。高さ8m、太さ1mのキノコが林立する地上とは、なんとも恐ろしい光景である。
 どんなニオイがしたのであろう。

 ペルム紀にはじめて空を飛んだコエルロサウラヴスはハルキゲニたんが言うようにファンタジーのモンスターみたい。イラストからは飛び方を想像できないのだが、実際はけっこう不格好な飛び方をしていたかもしれないと感じた。
 中生代編もハルキゲニたん&麻呂カリスンとのつきあいが続く。カンブリアモンスターなのに長生きしすぎだ。実際のアノマロカリスでもオルドビス紀までしか続かなかったのに……。

関連書評
図説カンブリアンモンスター図鑑 千崎達也・左巻健雄
エディアカラ紀・カンブリア紀の生物 土屋健
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ハルキゲニたんの古生物学入門 古生代編
ハルキゲニたんの古生物学入門 古生代編
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