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そだててあそぼう68〜ナシの絵本 あおやまともみ・え

 さわむらゆたか、かじうらいちろう・へん。
 日本に野生種が存在し、登呂遺跡からも種が検出されているナシ。非常に日本人とのつきあいの長い作物の歴史と育て方がわかる。
 育て方については江戸時代に革新があり、棚づくりにして栽培されるようになっている。実に「不自然」だが、この方が都合がいい理由をいろいろ並べられると、自然にそうならないのが不思議に思えてくる?
 どう考えても他の木と競り合う必要があるから低めになることは難しいのであった。

 有名なナシの品種、二十世紀がゴミ捨て場に生えているところを発見されたものだと知った……そんな生まれのナシでも味に注意して素質を見抜いた発見者がすごい。
 ただし、黒斑病という病気に弱い弱点ももっていて、品種改良でそれに対抗するために二十世紀そのものは育てられなくなっている様子。

 西洋ナシや中国ナシと日本のナシは普通に実をならせることができて非常に近い種類というところまでは並の知識だが、リンゴとナシの間でもまれに実が生り、まれに種から芽がでるという話が興味深かった。
 まぁ、途中で枯れてしまうことが多いらしいが……非常に運良く枯れなかった場合はどんな実をつけるのかなぁ。

 イラストは注意点を登場人物が教えてくれるところが良かった。ナシのある風景を描いた絵には世界観がある。

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ナシの絵本 (そだててあそぼう)
ナシの絵本 (そだててあそぼう)
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