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そだててあそぼう54〜リンゴの絵本 こいけひろお・へん

 かわかみかずお・え。
 信州リンゴジュースを毎日飲んでいる私は健康になれますか?1日1個のリンゴは医者いらずということわざは、チャンピオンの料理漫画「鉄鍋のジャン」で出てきたので知っていた。
 「日本食は健康だ教」に洗脳されかけてしまっているが、欧米には欧米の健康食品があるわけだ。日本は先進国ではリンゴの消費量が少なく、もっと食べようと著者は主張しているわけだが、気候風土がリンゴにあっているとは言い難く、難しい部分がありそう。
 他の野菜やくだものを交えてバランスよく食べるのに利用するくらいが順当かもしれない。欧米ではサイダー酒(シードル)やパイにして食べるので消費量が増やせる部分もありそうだ。野菜にしてもサラダより熱を加えて食べた方がたくさん摂取できると言うかなぁ。

 リンゴそのものについて、「ミツ」と呼ばれる部分が実は甘くなく、ミツがでるほど熟したリンゴが甘いのだと知って衝撃を受けた。確かに舌触りが他と違っているだけで味が特別に甘いわけではなかったな……思いこみとは恐ろしい。
 アメリカのリンゴ伝道師であったジョナサン・チャップマンは伝説的人物だが、1774年にボストンの近くで生まれたとまで具体的にいわれているから実在の人物なんだよな?
 架空の木を植えた男よりもジョナサンの物語を題材にすればいいのにと思った。ジョナゴールドのジョナは紅玉(は和名で英名はジョナサン)とゴールデンデリシャスの交配種なので、ジョナゴールドって言うんだね。
 また一つ賢くなった。

 リンゴは他の種の花粉じゃないと実をつけられないそうで、一本立ちで植わっているリンゴの絵をみかけたらガンガンつっこんでいきたい。人工交配の可能性もあるが……ひそかにメイポールが植わっているかもしれないし。
 ところで、接ぎ木で複数の品種を実らせるわけにはいかないのかな?管理が大変そうではあるが、無理なのか気になった。

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リンゴの絵本 (そだててあそぼう)
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