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そだててあそぼう70〜バラの絵本 はやしいさむ・へん

 うのあきら・え。
 表紙でおっぱいをさらす絵本である。洋画の再現とわかっても刺激が強い。ロリータな雰囲気をあわせもっているために危険性がアップしている。内部では表紙ほど過激ではなく、普通にかわいい女の子たちが描かれていた。
 作画のうのあきら氏が大物だから可能な表紙なのであろうか。文章よりも作画の方が年齢で大幅に上回っている例はめずらしい。
 ともかく絵がうまい。

 享楽的なイメージのあるバラの歴史について古くて新しいつきあいを知ることができた。日本に昔からあったノバラは白い花の地味な植物で、古代にはほとんど注目されていなかったけれど、品種改良や台木に意外と活躍している。
 ハマナスは西日本では育成していなかったので貴族たちには知られていなかったとのこと。

 バラの歴史にはナポレオンの妻ジョゼフィーヌが深く関わっていて、彼女の影響もあって近代的なバラが生まれたことも知った。娘のオルタンスがバラ園を引き継いで運営しているのも良いエピソードである。
 さすがにバラは今でも品種改良が盛んなようで、読者にもあたらしい品種づくりに挑戦する方法を指南している。これぞまさしく世界に一つだけの花かな。

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バラの絵本 (そだててあそぼう)
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