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つくってあそぼう16〜わら加工の絵本 みやざききよし・へん

 みずかみみのり・え。
 けっこう強靱でクッション性や保温性に優れた素材である藁。根本から刈れば稲作の結果として出てくる藁のさまざまな利用法を紹介する絵本。
 藁の漢字をしたから読めば「木より高い草(くさかんむり)」と読めるという説明のおかげで藁の漢字を覚えた。

 また、藁を束ねてユニット化した「わらぼー」の利用を提唱していて、一本で120kgもの重量に耐えられると書いてあった。
 そういえば牛乳パックを束ねたものも大きな力に耐えるので椅子に工作できた覚えがある。

 わら製の道具はどうしても朽ちていってしまうものだが、現代においてはそれこそが藁製品の強みであると著者は主張する。確かにごみの分別にうるさい時代に田んぼにすきこんでしまえる藁のメリットは大きい。
 そして、その田んぼから藁を取れば循環はいつまでも続いていく。

 ところで藁製品が日常にあふれていた昔は、藁の成分がすべて田んぼに帰ることはなかったはず。そもそも米が持ち出している分もあるのだけど、そのあたりで問題はなかったのだろうか?
 大気中の二酸化炭素と水に溶けて流れてくるシリカや他のミネラルがあれば補えるのかなぁ。興味深い。

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わら加工の絵本 (つくってあそぼう)
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