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そだててあそぼう93〜きのこの絵本 こいでひろし・へん

 たかおかようすけ・え。
 きのこ栽培はこの先生きのこれるのか。世界でもっともきのこを栽培しているのは中国で1400万トン、日本も多い方で45万トンが生産されている。
 しかし、日本では工場生産的な要素がつよい禁床栽培が主流で、原木栽培がそれなりの規模でされているのはシイタケくらいみたい。

 本書ではあえて野生に近い味を楽しむことができるきのこの原木栽培を紹介している。品種としてはナメコ、クリタケ、ヒラタケの名前があがっている。
 ナメコのとろみは個人的に苦手なのだが……傘が開くまで育てれば粘りは減ってくると耳寄りな情報をえた。そういうナメコを食べるためには自分で育てるしかないみたい。
 ヒラタケもスーパーでは傘の小さなシメジに近い形で売られているものが、自家栽培なら(手形になりやすい)傘を大きく育てて、その味を楽しむことができると書かれている。ヒラタケは世界的にも栽培されているそうだ。

 有名なマツタケやトリュフは菌のタイプ(菌根菌)の関係から人工栽培の開発中である(育てられているのはほとんど腐生菌)。それなりに前進はあるらしいので、将来的には栽培マツタケが食べられるかもしれない――よけいに天然物にうるさい人が出てきそうだ。

 絵本の登場人物はきのこの妖精と白い髭のおじいさんで、子供はちょっとしか出てこなかった。まぁ、チェーンソーまで使う作業だから大人の協力がそうとう必要だよね。

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きのこの絵本 (そだててあそぼう)
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