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そだててあそぼう101〜肥料と土つくりの絵本1身近な有機物を生かそう

 藤原俊六郎・監修。農文協・編。高岡洋介・絵。
 桃太郎でおじいさんが山へ柴刈りに行っていたのは、田畑に刈った柴をすきこむ「刈敷」のためだった!?有名な昔話からはじめる身近な有機物利用の本。

 普通に人糞が肥料として扱われていて現代の感覚ではどうなのかと。寄生虫に関する問題には言及しておいて欲しかった。
 江戸時代の農書が異常に充実していたことが本編でも巻末解説でもわかり、なんだか誇らしくなる。特に「培養秘録」はよくまとまっていた印象を受ける。「農稼肥培論」も実際に読んでみると、いいところがたくさんありそうだ。

 永続的な農業のイメージイラストには「現代の桃源郷論」風のものを感じた。こんな風に暮らせて行けたら、とてもいいのだが、現金収入もほしい欲がでるから困る。
 作業者の密度が多く描かれているのもポイントかもしれない。
 本書のイラストは土中の微生物やミミズなどに「顔」をつけて描いているところが絵本らしくも面白かった。でも、団粒の真ん中にいる菌(2巻によればカビらしい)はかなり不気味だった……。

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肥料と土つくりの絵本1 身近な有機物を生かそう (そだててあそぼう)
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