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興国の楯〜激闘!インド洋制圧作戦 林譲治

 陸軍の潜水艦ならぬ、特殊潜行艇が大活躍。
 しかも、する事と言えば、インド独立のお手伝いである。独立運動の組織に女性がいるさりげない描写が印象的だった。
 この世界の日本には嘘からでた誠でアジア諸国を独立させてほしいものだ。なんか中途半端なことをやって恨みを買いそうだなぁ……通商さん頼みでは情けない。

 アメリカ海軍は妙な意識の高さをみせて、インド洋まで戦艦テネシーと空母エセックスを送り込んでくる。ただし、護衛艦艇はイギリス海軍のもので、仲間のはずなのに将来を見越して呉越同舟になってしまっている。
 こんな状態では勝てる戦いも勝てない。状況がややこしくなるのは劣勢の側に有利である。ランチェスターの第一法則で戦える。

 怪しい水上戦闘機と軽空母の組み合わせで正規空母との戦いを何とかする(しようとする)あたりも、兵隊元帥欧州戦記の「綾波隊」の戦いを思い出して懐かしかった。
 それだけに二号潜水艇の損失はショックだった。航空機乗りは高い生還率を示しているのに……バケツに名前をつけておかなかったことが死因かな。

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興国の楯 激闘! インド洋制圧作戦 (歴史群像新書)
興国の楯 激闘! インド洋制圧作戦 (歴史群像新書)
カテゴリ:架空戦記小説 | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0)

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