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興国の楯〜轟沈!戦艦「アラバマ」夜襲作戦 林譲治

 通商さんの手は恐ろしく長い。
 まさかのアルゼンチン支部(仮)爆誕(本当に爆発の中で生まれた)!限定的な戦力ながらアメリカの嫌がることを決定的にやらかしている。
 砲艦外交を展開すると、砲艦が沈められた場合のリスクも非常に大きい。アメリカの権威に対するダメージはとてつもないのではないか。
 だからこそ徹底的に追跡される可能性もあるのだが、関屋たちは大丈夫なのかなぁ……そうでなくてもアルゼンチンのきな臭さが物凄い、日本を応援する立場では気骨があるように見えないでもないけれど。
 ただ、ハインツだけはどう転んでも生き残りそうだ。

 エニウェトク環礁に漂着した駆潜艇乗員の活動については、戦艦大和の甲板より狭いかもしれないと言われていた島の限られた森林部に隠れ続けることができた点が不思議だった。
 いちおうの捜索も行われなかったのかなぁ。自分だったら興味本位で散歩して――漂流者たちに殺される。
 あまりなれない名詞(架空戦記読者にはなじみともいえるが)だけに、エスピリットサント島とエニウェトク環礁の区別がややこしかった。

 あと、根岸航海士の話し方が、あとがきの作者と同じで奇妙な感じがした。元々、あまり口語らしくはないのになぁ。

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興国の楯 轟沈! 戦艦『アラバマ』夜襲作戦 (歴史群像新書)
興国の楯 轟沈! 戦艦『アラバマ』夜襲作戦 (歴史群像新書)
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