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つくってあそぼう34〜キムチの絵本 チョンデソン・へん

 かとうやすみ・え。
 朝鮮半島の人にとっては漬け物に近い意味のキムチ。ついつい白菜のキムチを連想してしまうが、他のタイプのキムチや唐辛子をほとんど使わない水キムチについても作り方を解説している絵本。
 自分が本当のキムチを食べたことがないような気分になってくる……日本の漬け物だって怪しいものだが。手作りをしない限りは、この呪縛から解放されないのかもしれない。
 他の発酵食品と同じく、失敗が怖い感じだけど。

 乳酸発酵のバランスで味が高スピードで変化し、漬けはじめて一週間後くらいが食べ頃と説明されている。発酵が進んで、酸っぱくなったキムチは苦手だ――そうなった場合は料理に使うことを著者は勧めていた。

 著者はさすがに韓国の人だが、絵を描いている人は北海道の出身だった。朝鮮の風土を描く資料集めが大変そう……いつもの絵本ではファンタジーな背景を描いているかもしれず、著者に資料の支援を受けられるだけやりやすい可能性も?
 かなり味のある表情を描く人で、それは良かったのだが、肝心のキムチについては赤くまだらに染まった様子がリアルすぎて少し怖かった。特に十字に切れ目をいれたキュウリに赤く染まった千切りの大根を詰めているシーンの絵が危険だった。
 魚のハラワタを取り除くことだってあるし、料理の工程とはこういうものだよなぁ……。

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キムチの絵本 (つくってあそぼう)
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