<< つくってあそぼう35〜ピクルスの絵本 みやおしげお・へん | main | つくってあそぼう37〜保存食の絵本2くだもの >>

つくってあそぼう36〜保存食の絵本1野菜

 こしみずまさみ・へん、かめざわゆうや・え。
 微生物の働きで腐敗してしまう野菜を長期間保存して食べるためには……日本人が昔から工夫をつづけてきて、現代では廃れてしまいつつある技術を後世に子供たちにのこす絵本。

 塩蔵したきゅうりを水にさらしまくったら栄養も流れてしまう気がしたけれど、もともときゅうりに栄養なんてほとんどないから問題なかったぜ!
 ……なぜ我々は塩蔵にまでしてきゅうりを食べるのか?ほとんど哲学的な問題にも感じられる。

 日本野菜の王者であるだいこんさんは保存方法にもバリエーションがあって、それぞれの地域の気候にあわせた加工が行われている。
 じゃばら切りと割り干しが特におもしろい。じゃばら切りのために菜箸でだいこんの切り残し部分をガードするテクニックに感動した。割り干しは干している風景が股間に痛い。

 日本の冬を湿度が低いと一言にまとめているけれど、日本海側はそうとも言い切れず、だからこそ丸ごと凍らして乾かすみたいなテクニックがあるのではないか。
 そのあたりを乾物のタイプにあわせて細かく追求してほしかったが、他の保存食もあつかっているので、とてもページが足りない。

 キャラクターは見事な二頭身で、いがぐり頭の少年が特にいい表情をしていた。第一印象ではやんちゃそうに思わせて、実は仏門の少年か?

農文協そだててあそぼうシリーズ感想記事一覧

保存食の絵本〈1〉野菜 (つくってあそぼう)
保存食の絵本〈1〉野菜 (つくってあそぼう)
カテゴリ:ハウツー | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 22:20 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sanasen.jugem.jp/trackback/2869
トラックバック