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つくってあそぼう39〜保存食の絵本4乳・肉

 家畜はそれ自体が保存食の一種。狩りで取る動物と違って、新鮮な状態で手元においておいて、必要な時期に新鮮な肉を得ることができる。
 そんな説明から乳や肉を加工して保存食をつくる方法について説明していく。

 最初は乳を加工したヨーグルトやバターの話なのだが、チャーシューやソーセージの作り方になると少々血なまぐさい。
 かわいい牛や豚、鶏のイラストがつけられている影響もあって「つくってあそぼう」とばかり考えていられない気分になる。
 それにしてもイラストに出てくる動物が減っていって少年と犬だけになる演出が怖い……少女が途中に1ページだけ出てきたのは料理をごちそうされただけだとして、豚さんや鶏さんはどうなってしまったのか?
 人間の友達の地位につけた犬がずるい。

 くんせいを作る方法にダンボールを2つか3つ重ねて簡単な薫製装置をつくる方法が紹介されていた。
 少なくとも庭のある家じゃなければできないな。煙に含まれている成分には工業的にやっかいな思い出のある「タール」が含まれているが、何事も分量しだいで良い方向にも悪い方向にも働く例であろう。
 巻末解説を読むと古代には日本にも肉や乳利用の風習があったのに断絶し、江戸時代以降になって利用が復活した流れがわかる。日本の食文化の中でも不思議な部分である。

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保存食の絵本〈4〉乳・肉 (つくってあそぼう)
保存食の絵本〈4〉乳・肉 (つくってあそぼう)
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