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ナショナルジオグラフィック世界の国 ベトナム

 ジェン・グリーン著、ピーター・ジノマン/ハイ・V・ルオン監修。
 東南アジアの昇れる龍、ベトナム。日本から九州をのぞいた面積に、8000万人を超える人口をもつと聞けば、そのポテンシャルが想像できる。
 北と南に重心があって、中央部のもっとも狭い場所は幅が48kmしかない。南北の対立が心配になる構造をしているが、ベトナム戦争以外でそれに関係する描写はなかった。

 最初に名前の出てくる王国が南越(ナムベト)で、最終的には越南(ベトナム)となっていて、覚えやすいようなややこしいような。
 北は中国の、南はインドの影響を受けた王国が樹立されていたが、いつのまにやらヒンドゥー教は影響力を失っていて、儒教・道教・仏教が残っている――より東のバリ島にヒンドゥー教が残っていることがベトナムまであの宗教が伸びてきたことの名残といえるのかもしれない。
 1070年には最初の大学があったと言うから学問の歴史も深い。残念ながら漢字は使われなくなっているが……。

 社会矛盾や環境破壊はあるものの、今現在のびている国家であって、その勢いには眩しいものを感じた。今後もベトナムは発展していくことであろう。

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ベトナム (ナショナルジオグラフィック世界の国)
ベトナム (ナショナルジオグラフィック世界の国)
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