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「知」のビジュアル百科 太古の生物図鑑 ウイリアム・リンゼー

 日本語版監修 伊藤恵夫。
 63ページで46億年。もっとも10億年ほどは生物がいなかったと説明しているので、1億年に2ページていどは使えている計算になるビジュアル図鑑。
 先カンブリア時代はそんなに情報がないけれど――そうすると1億年が10ページ程度にはなってくる。
 相対的に詳細に思える。でも、やっぱり早送りなのは否めない。

 非常に貴重な第一級の標本がおしげもなく紹介されている様子で、その質の全体的な高さには感銘を受けた。
 復元はリアルすぎるせいでイメージが固定されてしまう危険もある。とりあえずハルキゲニアの前後が逆の時代の出版物である。
 ある意味、ハルキゲニアは図鑑の年代をはかる「示準復元図」になっているな。
 また哺乳類は爬虫類から分かれて生まれた形で説明し、鳥類は恐竜に近縁とは言っても子孫とまでは言っていない。

 あとプテラノドンの飛行速度が50km毎時、ヒッパリオンの走行速度が15km毎時と根拠はあげずに紹介していた。
 ゾウとウマが進化を語る上の好例として紹介されている点が興味深かった。もうちょっと土地(大陸)と進化の関係を掘り下げられていれば、もっと良かったなぁ。

太古の生物図鑑 (「知」のビジュアル百科)
太古の生物図鑑 (「知」のビジュアル百科)
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