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激動の中のイスラーム〜中央アジア近現代史 小松久男

 イスラームを知るブックレット18巻。
 ロシア→ソ連に支配されてきた中央アジア諸国の歴史が分かるブックレット。他のイスラム諸国とくらべても独特の道をたどっており、ソ連の影響で唯物論や政教分離の意識が部分的に根付いている点が興味深い。
 もちろんマイナスの面も強烈にあったわけだが、そこは改善されないまま原理主義が台頭して宗教のマイナス面もあらわれ始めている現状は厳しい部分があった。
 ロシアと中国の影響が強いのではなぁ。

 ガスプリンスキーの書いた「安寧の国のムスリム」のあらすじが興味深く、詳しい内容が気になった。でも、夢オチはどうかと――他に手がないか。
 改革派と保守派のあらそいから、改革派が保守状態になって原理主義とあらそうようになるまでの流れも教訓になりそうだ。内面のジハードを主張する人々の原理主義への批判も尤もなのだけど強い拒絶を感じさせて逆効果に思えた。
 どうすればうまく説得できるのかな……。

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バーブル・ナーマ1 バーブル・著/間野英二・訳注

激動の中のイスラーム―中央アジア近現代史 (イスラームを知る)
激動の中のイスラーム―中央アジア近現代史 (イスラームを知る)
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