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絵でわかるカンブリア爆発 更科功

 思ったより堅い!
 絵で解説していることは事実ながら、文章は専門的で意外と込み入った話が多かった。おかげで勉強になることも多かったが、さっくりとは読めなかった。
 カンブリア爆発の動物について図鑑的なものを期待すると、思惑が外れるかもしれない。いちおうエディアカラ動物とあわせて図鑑になっている部分もあって、それはそれで楽しめた。

 完全に途絶えた系統であるステムグループの考え方は初めて知った。現生動物から辿れるクラウングループよりも可能性が広がった世界であるが、それゆえに正確にイメージすることは難しい。
 あと、デトリタスの言葉も意味を知ったのは初めてだ。カンブリア紀になって深い穴を掘れる生物が誕生したことは、少し遅れてやってきたカンブリア爆発につながっている気がする。
 地面に穴をあける道具が、捕食に応用できたはずだから。

関連書評
エディアカラ紀・カンブリア紀の生物 土屋健
「知」のビジュアル百科 太古の生物図鑑 ウイリアム・リンゼー
図説カンブリアンモンスター図鑑 千崎達也・左巻健雄

絵でわかるカンブリア爆発 (KS絵でわかるシリーズ)
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