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ナショナルグラフィック世界の国〜ドイツ

 ヘンリー・ラッセル著、ベネディクト・コルフ/アンティエ・シュロットマン監修。
 豊かな自然と複雑な歴史をもつドイツの本。国土の3分の1が森林で、10分の1が都市である。日本にくらべれば森林の率は低いと感じられるのだが、ヨーロッパの他の国とくらべれば高いらしい。

 ドイツといえば南部と北部で風土が異なる(宗教も異なる)ことは意識できていたのだけど、北部の海岸地帯はさらに雰囲気が異なることが分かった。フリージア諸島のように北側でもリゾート地がないわけじゃないのだな。
 石炭はよく知っているが、カオリン(陶器の原料)の産地があることにも驚いた。

 イタリア側から越境してくるヒグマ「ブルーノ」に対する反応が、難民への反応に重なってみえてしまう。最初は歓迎していたが農作物を荒らすなどの被害を与えるようになって、麻酔銃で追放から、ついには射殺まで……。
 チェコから来るオオカミは大丈夫?

 全体的な傾向はマイナスで、一般家庭は共働きで苦しいなどの状況も意外だった。ユーロ安で景気が多少上向いても将来がよくなる事への確信がもてないから拙い方向に行ってしまう部分もあるのかもしれない。
 やはり一筋縄ではいかない国である。

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ドイツ (ナショナルジオグラフィック世界の国)
ドイツ (ナショナルジオグラフィック世界の国)
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