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日中開戦5〜肥後の反撃 大石英司

 どちらの陣営をみても人が死にすぎた……さすがに嫌気がさしてきた。それが著者のねらい通りならたいしたものだ。殺戮はまだ続くみたいだけどなー。
 義勇兵が作劇上でかなり便利な存在であることも記憶に残った。そういえば同じ作者の合衆国シリーズでも民兵が大きな役割を果たしていたっけ。

 中国の第二戦線を九州南部に築く作戦は無惨な失敗の流れに絡め取られている。
 投入された空挺の兵士が気の毒になる勢いだった。最終局面の陸星大佐は希望的観測で判断ミスをしている。あの鹿児島が市役所の陥落で手を挙げるとは思えない。
 全日本が講和しても鹿児島だけは戦い続け、空挺は全滅したであろう。ずれていなくても降下地点が悪かったことに代わりはない。そういえば赤っ恥をかいているに違いない福岡はどうなっていることやら。
 県知事はいっそ早く攻めてきて欲しい気持ちで針のむしろに座っているんじゃないかなぁ。

 リザードが狙撃に使う「ラプア弾」が、りくつはよくわからんが、とにかくすごく中二心を刺激する!と思いました。

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日中開戦5 - 肥後の反撃 (C★NOVELS)
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カテゴリ:架空戦記小説 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0)

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