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真田疾風録〜覇道の関ヶ原 伊藤浩士

 真田一族の談合が関ヶ原の戦いを変える王道歴史シミュレーション。
 一冊ですっぱり完結している。そのために、ややご都合主義的な展開に感じられる場面が目に付いた。井伊直政は史実でも死んだから仕方がないが、榊原康政まで戦死させるとは……。
 ちょっと真田信幸にとって良い方向に偶然が重なりすぎていた。

 まぁ、関ヶ原の合戦に秀忠軍団や立花宗茂が参戦していたら?という歴史IFからの短期間での合戦の連続はよかった。
 けっきょく東北や九州での関ヶ原の戦いが短時間で停止されることは変わらないんだな。
 いきなり政権の首班におさまった真田親子に内心で不満をもつ人物は多そうだ。でも、徳川家と真田信幸の結びつきが大きな支えになりそう。
 豊臣家とは信繁(作中では幸村表記だったが)がつなぎになるし、信幸の政権運営しだいでは、それなりに安定するかなぁ。
 徳川にも豊臣にも政争によるチャンスがないとも言えなくはない終わり方だった。信幸が淀殿対策で寿命を縮めないことを願う。
カテゴリ:時代・歴史小説 | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0)

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