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ポーランド〜ナショナルジオグラフィック世界の国

 ザイラ・デッカー著、リチャード・バタウィック/イウォナ・サガン監修。
 悲しい歴史をもちながらも力強いポーランドの解説本。皮肉にもホロ・コーストやドイツの敗戦の影響により、いまでは人口の98%がポーランド人で、国土は広く、人口も比較的多い。
 移民の逆流に対処する時代がくるまでは羽を伸ばせそうな形成である。

 スラブ民族でありながらカトリックを選択したことがポーランド人に強固なアイデンティティを与えて苦難の時代にも一体感を失わせなかったことが興味深かった。スラブ人で正教会のウクライナなどが気になってくる。
 ストライキを組織した電気工が大統領にまで登り詰めたことも凄い。
 ソ連支配下のポーランドを独立状態と認めないのは極端すぎるんじゃないかと思ってしまうのは、程度の問題はあれアメリカの属国状態から日本が抜け切れていないせいなのかなぁ。

 ややこしいことに社会主義時代の自然破壊は酷かったけれど、ポーランドにはヨーロッパでも自然が残されている方らしい。単純に国土の広さによる勝利かな。あと、湖沼地帯のおかげもありそう。
 あと、用語解説の修道院に「修道士の住む施設」とだけ書いてあって、修道士の解説がないのはダメだと思いました。

関連書評
学研第2次大戦欧州戦史シリーズ1〜ポーランド電撃戦
ドイツ王室1000年史 関田淳子

ポーランド (ナショナルジオグラフィック世界の国)
ポーランド (ナショナルジオグラフィック世界の国)
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