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章魚木の下で 中島敦

 タイトルの木は「たこのき」と読むそうだ。第二次世界大戦のさなか、1943年に南方から東京に帰ってきた著者が書いた文学についての思い。
 国家総力戦であれば文学も戦争のために利用される。個人的には当然と思えてしまう考え方だけど、当時の著者には新鮮であったらしい。無理に利用することはない。やりたい人間がやればいいし、作品は書ける時に出てくるという著者の意見はもっともだった。

 南方の人々を「土人」と何の悪意もなく書いているのは時代としか言いようがない。
 戦争中ということもあり、南の島々を華やかに感じることはなかったみたいだ。「華やかな東京」との対比にされている。ホテルなどリゾート開発されていない南の島はそういうものなのかもしれない。

青空文庫
中島敦 章魚木の下で
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