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ぜんぶわかる118元素図鑑 子供の科学サイエンスブックス

 子供向けを侮るなかれ。ニホニウムをふくむ人工元素までしっかりと解説を加えた元素図鑑。発見者の名前もしっかり収録していて、カリフォルニア大学のバークレー校が、人工元素のイッテルビーみたいになっていることも分かる。ついには校名から「バークリウム」を命名してしまう始末だ。

 人工元素競争はアメリカとソ連(ロシア)とドイツのレースであったところに日本も参入した形みたいだ。126番目の安定元素にたどり着くチームは果たしてどこなのだろう。中国は来ないのかなぁ。まぁ、研究資源は限られているからな。

 ヨウ素が日本に多い資源であることは知っていたが、セレンも日本が最大の産出国らしい。硫酸や銅の製造にともなって得られる形での「産出」なので起源を追っていけばヨウ素と違って自給元素とは言い難い?
 少し前に発見された星にちなんで名付けられる元素がいくつかあって、ウランはわかるが、パラジウムもそうだとは思わなかった。もはや小惑星のパラスよりもパラジウムの方が有名であろう。

関連書評
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元素の不思議〜世界を読み解く小さな鍵 マット・トウィード

ぜんぶわかる118元素図鑑: 身近な元素から日本発の元素「ニホニウム」まで (子供の科学・サイエンスブックス)
ぜんぶわかる118元素図鑑: 身近な元素から日本発の元素「ニホニウム」まで (子供の科学・サイエンスブックス)
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