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世界に衝撃を与えた日29〜ボストン茶会事件とインド独立の日 BBC

 二つの大英帝国からの独立を描いたドキュメンタリー。
 アメリカのボストン茶会事件で、お茶の放棄を実行した人々が異常に冷静に見えた。ちょっとした義賊気分だったのかな。元々、一般民衆であったことがプラスに作用したのかもしれない。
 モホーク族の格好をして自由を訴えておきながら、インディアンに対しては過酷な国家を作り出した点は皮肉といわざるをえない。後の解放奴隷の自由を思う詩に自分たちを重ねるところも複雑な気持ちにさせられる。
 交易者のために弁護を試みた人物の勇気には感心した。

 インド独立はボストン茶会事件にくらべると、非常に混沌としている。シーク教徒600万人も独自の国を作らせてもらえれば良かったのに?ジャイナ教徒については言及がなかったな。
 なお、仏教徒は当時はいなくて発祥の地に再移入されたらしい。
 パキスタンの初代指導者であるムハンマド・アリー・ジンナーについて、知ることができて良かった。しかし、Wikipediaの写真と見比べると役者は元気すぎる……。
 最後のインド総督マウントバッテンを持ち上げているのは、イギリスの制作会社だからって理由もあるのかなぁ。無惨な虐殺の現場をみた結論が「さっさと独立しろ」なのも引っかかってしまった。

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