アメリカ〜ナショナルジオグラフィック世界の国 エルデン・クロイ
2017.07.16 Sunday | by sanasen
ジョン・フレーザー・ハート/キャサリン・グディス監修。
広大なアメリカ合衆国。それゆえか内向きの意識が感じられる描かれ方だった。中でも多様すぎるので外部まで意識している余裕がないのかもしれない。
それなのに年表では真珠湾攻撃がしっかり取り上げられていて、第二次世界大戦への参戦を決めたあの攻撃がアメリカ人にとって一大事件であったことが分かる。いまでも対日感情に影響を与えていそうで怖い。
アメリカ先住民がカジノで収入をえている話が興味深かった。アメリカ最大のカジノを経営するマシャンタケット・ピークォット族がわずか320人しかいないことは驚きだった。どういう生活をしているのだろう。
「代表なくして課税なし」のスローガンを首都ワシントンの住民が今も掲げなければ行けない状態であることには驚いた。新しいようで変に古いものが残ってしまっている国でもあるようだ。
1850年代におこったユタ州の支配権をめぐるモルモン教徒とアメリカ軍の戦争も気になった。
アメリカの国歌「星条旗」はイギリスとの戦争中に誕生したが、当時のイギリスの流行歌のメロディを使って歌われているらしい。よくわからん国である。
ナショナルジオグラフィック世界の国シリーズ感想記事一覧
アメリカ (ナショナルジオグラフィック世界の国)
広大なアメリカ合衆国。それゆえか内向きの意識が感じられる描かれ方だった。中でも多様すぎるので外部まで意識している余裕がないのかもしれない。
それなのに年表では真珠湾攻撃がしっかり取り上げられていて、第二次世界大戦への参戦を決めたあの攻撃がアメリカ人にとって一大事件であったことが分かる。いまでも対日感情に影響を与えていそうで怖い。
アメリカ先住民がカジノで収入をえている話が興味深かった。アメリカ最大のカジノを経営するマシャンタケット・ピークォット族がわずか320人しかいないことは驚きだった。どういう生活をしているのだろう。
「代表なくして課税なし」のスローガンを首都ワシントンの住民が今も掲げなければ行けない状態であることには驚いた。新しいようで変に古いものが残ってしまっている国でもあるようだ。
1850年代におこったユタ州の支配権をめぐるモルモン教徒とアメリカ軍の戦争も気になった。
アメリカの国歌「星条旗」はイギリスとの戦争中に誕生したが、当時のイギリスの流行歌のメロディを使って歌われているらしい。よくわからん国である。
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アメリカ (ナショナルジオグラフィック世界の国)