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スズメ〜つかず・はなれず・二千年 三上修 岩波科学ライブラリー213

 日本人にとって、とても身近な鳥スズメ。身近ゆえに注意していないところのあるスズメについて詳しく教えてくれる一冊。
 スズメの巣が町中に高い密度で存在することが分かって、自分が見落としているものの多さに気づかされる。ただし、機密性を追求した新しい住宅地では、巣作りをする場所が見つけにくくてスズメは苦労しているらしい。
 スズメの数が減っているのではないかとの仮定に関しても、後半でくわしく取り上げている。
 著者のスズメの巣探しを極めすぎて、電車に乗っている最中でもスズメの巣のある場所がわかる能力も、職業病の一種だろうなぁ。巣立ち直後の子スズメが群れている様子は記述を読むだけでも愛らしいのでじっくり観察してみたいものだ。

 スズメの営巣に関しては人が近くにいないと意味がないので空き屋が増えて、手入れされていない関係で巣を作れる場所ができても、増加には寄与しないと想像できる。
 そのあたりの生態も100年のスパンだと変わってくる可能性があるのだろうか。かしこい動物だけに予想がつかない。

関連書評
鳥の巣つくろう 鈴木まもる

スズメ――つかず・はなれず・二千年 (岩波科学ライブラリー〈生きもの〉)
スズメ――つかず・はなれず・二千年 (岩波科学ライブラリー〈生きもの〉)
カテゴリ:科学全般 | 12:24 | comments(0) | trackbacks(0)

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