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エトルリア文明〜700年の歴史と文化 アネッテ・ラッチェ

 大森寿美子・訳。
 ローマ台頭前にイタリア半島で勢力をもっていたエトルリア文明。情報に乏しい彼らについて発掘史料などから分かることがまとめられている。彫像からの詳しい情報が、エトルリア人の具体的なイメージを養ってくれる。

 紀元前42年にアウグストゥスに滅ぼされた最後のエトルリア都市は、年表にあるペルージアなのかな。
 イタリア半島が「統一」されてから、ずいぶん長く生き延びたと言えないこともない。

 女性の立場が古代ローマよりも強くて、その点では明らかに違う文化をもっていたと考えられるところなど、ローマとの共通点が多いことを予想していたので新鮮だった。
 共同体よりも家族の利益を優先するようになって衰退していったところは歴史の教訓を与えてくれているようだ。ローマ人もやがては同じ病いに……。

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エトルリア文明―700年の歴史と文化
エトルリア文明―700年の歴史と文化
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