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その時 歴史が動いた「乱世を制するリーダーの条件」

 パラメーターをカリスマだけに偏らせすぎた歴史の問題児、足利尊氏の苦闘をえがく。関東からやってきて京都で負けて、西に逃げて戻ってくる流れはやっぱり異常である。
 西に逃げるとき、負けた足利尊氏側についていく武士がいたという逸話も異常である。
 武士の求めるものを分かっているのは明らかに足利尊氏の方であったが、ただ求めるものを与えるだけでは主体性を失ってしまう。後醍醐天皇の政治がいいとは言わないけれど、足利尊氏の問題は子孫たちにも持ち越されている。

 それでも足利尊氏が立ち上がらなければ、さらなる混迷が日本社会を覆っていたはず。逡巡しながらも自ら火中の栗に手を伸ばしにいける責任感。それは「高貴なる者の義務」にも思われて、足利尊氏の存在に彩りを与えている。

 足利尊氏の木造を維新志士たちが傷つけて河原に晒したとのエピソードにはウンザリした。同時代じゃないから好きなだけ叩ける相手として使われている気がしてくる。

さかのぼり日本史8室町・鎌倉〜武士の世の幕開け 本郷和人

NHK「その時歴史が動いた」 武乱世を制するリーダーの条件~湊川の戦い 足利尊氏、苦悩の決断~ [DVD]
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