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その時歴史が動いた 時代のリーダーたち編 「日出づる処の天子より」

 〜聖徳太子、理想国家建設の夢〜
 一度目の遣隋使の失敗から、国家体制を整えて二度目の遣隋使へ。
 遣隋使の言葉だけから実状は伝わるのだから、口先で体制を取り繕うことは不可能ではない。返礼の使いが来たときにバレるけれど、現代日本の企業経営者ならやってしまいそうだ。そして、突貫工事で嘘から出た真にさせようとして死人を出す。
 やりとりから必要なものを正確に割り出して、「倭国」そのもののためになる原動力に変えていく。聖徳太子が主体なのかは分からないところもあるが、当時の日本に優れた指導者がいたことは間違いない。

 が、官僚への早くに出勤して遅くに帰れや、和をもって貴しとなすなどの条文は負の影響も後世に残してしまっている……負の影響を取り除けないのは現代人のいたらなさで、当時の豪族が思いのままに振る舞っている実状があっての発言だからなぁ。
 けっきょく藤原氏などは思いのままに振る舞って、つらさが下級官僚だけに押しつけられているけど。

 番組の最後に紹介された聖徳太子の言葉はよかった。これは今の日本でも問題なく通用する。仏教の良い方向での影響が感じられた。

「こころのいかりを絶ち
 人の違うところを怒らざれ
 人皆心あり
 我必ずしも聖にあらず
 彼必ずしも愚にあらず
 共に是凡夫
 是をもちて
 かの人いかるといえども、
 かえりて我が失ちを恐れよ」
 最後の三行はない方が好きかな。

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