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板碑と石塔の祈り 千々和到 日本史リブレット31

 日本の中世に宗教目的で作られた多くの板碑。その研究の一例が関東地方を中心に紹介されている。
 江戸時代からの長い研究の歴史があって、当時の文化人の日記などを丹念に読み解いていくことで判明する事実がある。板碑が作られた中世だけじゃなくて、その後の時代についても知っておく必要があるようだ。
 おもしろそうだが大変だ。

 石塔の種類や仏を表すことのできる梵字の機能についても簡単にまとめられていて勉強になった。
 身の回りのお寺にもいくらかはありそうだから、注意してみたい。

 板碑が建立当初の意味を離れて、作られた地域の信仰の対象に変化して行った点も興味深かった。
 大昔の物が長い年月を生き延びてくるためには、何らかの理由が必要なようだ。

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石造物が語る中世職能集団〜日本史リブレット29 山川均:こちらとの関連が非常に深い

板碑と石塔の祈り (日本史リブレット)
板碑と石塔の祈り (日本史リブレット)
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