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天気のしくみ〜雲のでき方からオーロラの正体まで 森さやか

 森田正光共著。川上智裕CG作成。
 トリビアたっぷりで読みやすい気象の本。気象庁が戦争を連想させる言葉を嫌っていて、爆弾低気圧の言葉も採用していないことを初めて知った。「前線」はあまりにも普及しすぎているのでしかたなく使っているらしい。いまや前線と聞いても戦争よりも天気を連想するような……。

 飛行機雲が気温に与える影響について、911から三日間のアメリカ上空の飛行停止により気温が1℃も上昇したとの話が興味深かった。
 地球温暖化に対して飛行機雲がブレーキになっている?――と言っても飛行機の飛ばない両極なんかはそのまま飛行機が排出する二酸化炭素の温暖化を食らうわけで……。

 最後には日本の四季に関連した特殊な気象条件の説明がなされている。日本は梅雨を一つの季節として、五季であるとの指摘にも考えさせられる。自分にとっては花粉が飛ぶ季節と飛ばない季節の二種類だけれど……日本ほどではないがヨーロッパやアフリカでも花粉症の人がいるらしい(白人には割合多いらしい)。世界的に予算がついて対策がなされてほしい。

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天気のしくみ: 雲のでき方からオーロラの正体まで 【Web動画付き】
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カテゴリ:科学全般 | 17:31 | comments(0) | trackbacks(0)

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