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見て楽しい宝石の本 松本浩

 写真が綺麗でわかりやすい構成の宝石の本。宝石の手入れ方法なども軽く紹介されている。
 四大宝石に、誕生石、希少石ときて、最後はパワーストーンの章があったりするのは、おなぐさみ。数学やデータをあつかう人間に蛍石が人気と書いてあるけれど、パワーストーンを信じる人にデータを任せたくはないなぁ。

 原石とカットされた石の写真を並べてくれているのは良かった。産地も書いてある。
 熟練した宝石商なら石から産地まで見抜けるというのは凄い。それくらいの技能がなければやっていけない厳しい業界とも考えられる。

 結婚記念日ごとに細かく宝石名が書いてあるリストには笑った。笑った……そこまでして売りさばきたいか。
 新しいデザインを開発していくのは、リフォームをうながして宝石店の利益を確保する目的もあることが伺えた。

 あと、タンザナイトの多色性について、欧米人は少ない方を好み、日本人は強い方を好むらしい。日本人が多色性を好むのは「へうげもの」の精神が微妙に生きているんじゃないかと少し楽しい想像をした。

関連書評
おもしろサイエンス〜宝石の科学 宝石と生活研究会
美しすぎる世界の鉱物 松原聰

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美しさと価値がわかる 見て楽しい宝石の本
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