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岩石概論 宮城一男 共立出版株式会社

 1983年に書かれた当時の岩石に対する分類が概説された本。
 今となっては古い部分もあるけれど、だからこそ昔の研究の流れに触れることができた。
 大理石は商品名で、結晶質石灰岩とすることを推奨しているけれど、自分は大理石が石灰岩の変成岩だと習った。あるいは凝灰角礫岩は死語になったと書かれているのに、この本のずっと後に習った。

 用語の違いは時代の違いだけじゃなくて流派の違いだったりするから、油断ならない。知識と違う部分はどうしても引っかかってしまう。しかし、だいたいにおいては学んだことと矛盾はなかった。
 プレートテクトニクスがまだ信じられていなかったことは堆積岩の生成論に限界をもたらしていたけれど……。

 岩石薄片の顕微鏡観察については詳しく取り上げられていて、当時における研究手法の主力であることが感じられた(もちろん今でも重要であろう)。
 ここまでは習っていない気がしながら読んでいたらコノスコープを使ったことを思い出し、自分が忘れているだけだと分かった。

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岩石薄片図鑑〜精細写真で読み解く鉱物組成と生い立ち 青木正博

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岩石概論
カテゴリ:地学 | 13:08 | comments(0) | trackbacks(0)

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