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ほんとうに安全?現代の暗号 太田和夫・國廣昇

 岩波科学ライブラリー102
 数学の研究者が解説する情報通信で利用されている暗号の話。編集者によって平文に直されたと、あとがきに書いてあるが自分にはまだ暗号だったよ……modでつまづいてしまった。情けない。

 それでもRSA暗号の歴史など数学者の興味深いエピソード部分は楽しめた。最新の暗号についても名前だけでも知っておいて損はないだろう。
 量子コンピューター時代に備えて数学者がいろいろ考えてくれていることは頼もしい。

 さて、タイトルになっている現代の暗号が本当に安全なのかという問題については「未知の解法が生まれれば安全じゃなくなることはありえる。しかし、考えられる限りの対策はとられている」と自分の中で落ち着いた。
 仮に天才によって暗号解読方法が開発されても、その矛先は個人ではなく、もっと大きな組織に向くのではないかな。まぁ、何事も絶対はないが……。

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ほんとうに安全? 現代の暗号 ([新装版] 岩波科学ライブラリー (102))
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