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シュメール人の数学〜粘土板に刻まれた古の数学を読む 室井和男

 コーディネーター中村滋
 世界最古の文字史料であるシュメールの粘土版から数学に関する情報を拾い上げ、当時の数学を再現していく著書。シュメールの書記たち(の一部)が持っていた高い数学能力がわかる。
 数学が一種の共通言語として作用して粘土版の解読を助けるとの説明があったけれど、数学を通してみれば人間の能力に関しても時代や地域によらずに同等であることが見えてくるのかもしれない。
 我々は先人の業績に乗っているだけであって、シュメールがその(目に見える範囲での)源流なのである。

 最初にシュメール数学(紀元前2600〜2000年)に比べればバビロニア数学(紀元前2000〜300)はまだまだ新しいみたいな説明があることにも度肝を抜かれた。自分の感覚からはどっちもとてつもなく古い感覚でいた。
 まぁ、紀元前300年ならちょっとは新しいかも?
 シュメール人が60進法を使っていたことを神秘数7と一緒に覚えておきたい。ダース(12)とも何らかの関係があるのかなぁ。

 しかし、コラムで本の感想をインターネットで読んでいることが分かったので、感想が書きにくいな……。

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シュメール人の数学: 粘土板に刻まれた古の数学を読む (共立スマートセレクション)
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