<< なぜか頭からはなれない奇妙な絶景spot50 渋川育由 | main | よみがえる古代山城〜国際戦争と防衛ライン 向井一雄 >>

古生物たちのふしぎな世界 土屋健・田中源吾

 古生物は古生代の生き物にかぎらない。なぜかタイトルをみたときに古生代の生き物だけだと思っていたが、それは本書の中については正しかった。
 エキゾチックな古生代の古生物を最新の研究成果をとりこみ、生々しさのあるイラストレーションで紹介する本。

 イクチオステガの前足はいずこにありや?全世界は知らんと欲す。
 もしも発見されたら光速でイラスト化されるはずで、著者の本を追っていれば前足進化のミッシングリンクが解消されていないことが分かる。
 しかし、さいきんのトレンドはティクターリクの重視にあるらしく、あの動物こそが、サカナと両生類をつなぐ重要な鍵とのこと。そもそも「魚類」の分類がなくなりかけていることに衝撃を受けた。
 単弓類もそうだが、進化の基盤は幅が広すぎて分類が難しいってことなのか?

 学校で学んだことがどんどん覆されていく。それを肯定的に受け止められなくなったら成長の終了だ(本来は新説への心構えこそ教育されるべきなのかもしれない)。情報更新の激しい分野は自己チェックにもなる。

関連書評
ハルキゲニたんの古生物学入門〜古生代編 川崎悟司
エディアカラ紀・カンブリア紀の生物 土屋健
オルドビス紀・シルル紀の生物 土屋健

カラー図解 古生物たちのふしぎな世界 繁栄と絶滅の古生代3億年史 (ブルーバックス)
カラー図解 古生物たちのふしぎな世界 繁栄と絶滅の古生代3億年史 (ブルーバックス)
カテゴリ:地学 | 00:59 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 00:59 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック