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三つの石で地球がわかる〜岩石がひもとくこの星のなりたち 藤岡換太郎

 岩石名にやたら難しい漢字が使われている岩石学を、三つの石に集中することで、とっつきやすく紹介することに挑戦した本。
 作者はわざとタイトルなどでは秘密にしていたが、三つの石とは、かんらん岩、玄武岩、花崗岩である。地球の大部分はこの三つの石(と鉄)が構成しているとのこと。ただし、花崗岩には堆積岩起源のSタイプ花崗岩もあったりするので単純ではない。Sタイプ花崗岩とIタイプ花崗岩のことは習わなかったので覚えておきたい。
 あとは地球科学概論などの講義を通して習ったことがあるので、本書が地学初心者にとっつき易いかは自分には判断できなかった。

 あと、その他の石で方解石が造岩鉱物じゃないといわれていたけれど、著者の考えでは石灰岩や大理石は「岩」に含まれていないのかなぁ。
 そこもちょっと気になるのだった。

 火成説と水成説の対立は本書でいわれているように単純ではないと別の本(岩石はどうしてできたか 諏訪兼位 岩波科学ライブラリー269)で読んだばかりだったので、話半分に聞いておいた。しかし、連続で出てくると記憶の助けにはなる。ありがたい。

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三つの石で地球がわかる 岩石がひもとくこの星のなりたち (ブルーバックス)
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