<< そして恐竜は鳥になった 小林快次・土屋健 | main | 森の建築家ビーバー物語 ナショナルジオグラフィックDVD >>

鉱石の生い立ち 島崎英彦

 しかし、しかし、である。
 スカルン鉱床を中心に研究してきた著者による様々な鉱床の話が聞ける本。元はブログであったものを書籍化したらしい。自分が納得しないと通説が相手でも別の解釈を求める意固地な姿勢がすばらしい。
 今の日本国内で活用される機会はあまりないかもしれないが――活用される機会が生まれたら一大事な気もする――興味深い話を読むことが出来た。
 原料高騰によってモリブデン鉱山が再開の検討をしたこともあったし、完全に活動がありえないとも言い切れないかな。

 神岡鉱山などの著名な日本の鉱山については個別に鉱床の状態が紹介されていた。鉱物マニアにとっても見逃せない内容だろう。
 チタン鉄鉱系花崗岩と磁鉄鉱系花崗岩の違いは覚えておくと何か良いことがありそうな気がした。

関連書評
岩石はどうしてできたか 諏訪兼位 岩波科学ライブラリー269
銀鉱山王国〜石見銀山 遠藤浩巳

鉱石の生い立ち
カテゴリ:地学 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

カテゴリ:- | 23:13 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sanasen.jugem.jp/trackback/3426
トラックバック