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絶滅した奇妙な動物シリーズ 生命のはじまり古生代 川崎悟司

 古生代っておもしろい。
 多様な生物が次々とあらわれて新しい環境への進出をこころみる古生代。絶滅した奇妙な動物1・2巻で紹介された古生代の動物は最初にまとめられており、それ以外のやや特殊な動物たちがイラストに描かれている。
 ハルキゲニアがまだ前後逆だが、こういう復元を描いた反動が「ハルキゲニたん」なのかなぁ……
 ネクトカリスの復元が大きく変わったことはすっかり忘れていた。だが、現在の頭足類につながる生物だったわけで、ハルキゲニアより重要に思える。

 デボン紀にアノマロカリスの子孫シーダーハンネスやマルレラの近縁種ミメタスターなどのカンブリア紀からの生き残りが生息していたドイツのフンスリュック頁岩が興味深い。周囲から隔絶された環境だったのかなぁ。
 あとがきで著者が深海に三葉虫が生き残っていることを期待している。生き残っていれば中生代や新生代にも化石に残るんじゃないかとも思うのだけど、深海の地層だとそのまま海溝に落ち込んでいって地上に出てくる可能性は低いか?
 ごく小型の三葉虫なら、そんなに資源を必要としないだろうし、どこかで生きていてほしいものである。

関連書評
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生命のはじまり 古生代 (絶滅した奇妙な動物シリーズ)
生命のはじまり 古生代 (絶滅した奇妙な動物シリーズ)
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