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メソポタミアの神々と空想動物 アンソニー・グリーン監修

 ファンタジー作家必見。世界最古の歴史をほこるメソポタミアの神々と空想動物についてまとめた本。
 できるかぎり図をとりいれて神々や空想動物の姿がわかるようにしている。神々はみんな髭をはやしていて顔では区別がつかない。象徴的なパーツなどで区別する状況である。まるでハンコ絵漫画のキャラクターだ。
 女神もけっこうたくさん存在していて、わざわざ女体化する必要はないじゃないかとあらぬ方向につっこんでいた。

 古代エジプトともまた異なった神々と人々の距離感がうかがわれる記述が多かった。
 ともかくそこら中から人が流入してくるので、神もその影響をうけて、ごった煮状態にならざるをえない。民族移動や征服のなかで体系が形作られていったとも言える。

 ディアマトが呼び出した11の怪物はムシュフシュにだけ知名度があって、他はほとんど知られていないな。ちょっともったいないと思った。

関連書評
メソポタミアの神話〜神々の友情と冒険 矢島文夫
五〇〇〇年前の日常〜シュメル人たちの物語 小林登志子
原典訳ハンムラビ「法典」 中田一郎訳

メソポタミアの神々と空想動物 (MUSAEA JAPONICA)
メソポタミアの神々と空想動物 (MUSAEA JAPONICA)
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