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碧濤の海戦 米機動部隊、小笠原奇襲! 高貫布史

 ミッチャーひきいる空母三隻の機動部隊が日本の小笠原諸島を奇襲攻撃する歴史シミュレーション。それが開戦直後の奇襲というわけでもなく、ドゥーリットル隊の攻撃が小笠原空襲に置き換えられた感じである。ほかにも様々な変更点が物語の途中で明らかになる。
 正直、整理しきれない。ミッドウェーは日本が占領したのか、していないのか。アメリカに奪い返された可能性もなくはない。

 ドイツとイギリスの兵器が日本に流れ込んでいて、中国との戦争状態が避けられている点などは非常に大きい。
 誉エンジンはいつも通りの不調ながら、機種更新は比較的うまく進んでいて、零戦に金星エンジンを載せた零戦54型の配備が進んでいる。

 全体的にアメリカにとって戦いにくい条件になっているのだが、逆に考えると現実の日本が周囲に喧嘩を売りまくってアメリカにとって戦いやすい条件を整えてしまったことが見えてくる。
 作中で展開された基地航空隊と空母機動部隊を連携させての迎撃作戦は、太平洋戦争後半に日本が考えていたものに近そうだ。比較的安価な航空機の数勝負なら艦艇の数勝負よりもまだ資源の少ない日本に有利である。

碧濤の海戦 (ジョイ・ノベルス・シミュレーション)
碧濤の海戦 (ジョイ・ノベルス・シミュレーション)
カテゴリ:架空戦記小説 | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0)

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