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フランス世界遺産の旅 山田和子

 フランスは世界遺産の宝庫。ヨーロッパが仕掛けた観光政策の一手段と言われても納得の宝庫。フランスのランスも世界遺産に登録されていた。
 著者の趣味によって歴史文化遺産の比重が圧倒的に重く、自然遺産は巻末にちょっぴり載っているだけ。立ち入り禁止になっているラスコー壁画のコピーというラスコー兇気になる。それも歴史を帯びていけば、単体で歴史遺産になったりするのであろうか。

 宗教建築や絶対王政の産物、南フランスでは古代ローマの水道橋など写真で眺めるだけでも見所が多かった。
 個人的にもっとも衝撃を受けたのはステンドグラス。中でもシャルトルの大聖堂のステンドグラスである。日本だったら地震で損壊して遺らないんじゃないかなぁ……。地盤の安定した北フランスの歴史をそんな部分にも感じた。
 ガラスの色をよく考えて巧みに配置したステンドグラス職人の個人的で宗教的情熱にいろどられた工夫を想像すると、彼らの技がいまにも生きていることが奇跡に思える。
 シャンボール城では有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの晩年の仕事もうかがるようだ。

 キリスト教第三の聖地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道が、各道だけでそれぞれ別に登録されていることに扱いの良さを感じた。

フランス世界遺産の旅 (ショトルトラベル)
フランス世界遺産の旅 (ショトルトラベル)
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