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リンク 意外な起源〜剣からスパイ機へ ナショナルジオグラフィック

 てっきり剣とスパイ機のデザインに共通性がある(スパイ機が何らかの参考にした)という話だと思っていた。わらしべ長者ではないけれど、秦帝国の剣から技術の発達を追いかけていく話だった。かなり強引で、どんなルートでも設定可能に思える。
 そもそも秦の剣が、柔らかい青銅と堅い青銅をミックスする技術で三割伸びたことが統一の原動力になったとする一歩目から疑問を覚える。剣は主力兵器ではあるまい。槍だったら柄で長さを補えるはずで……「戈」には大きなプラスに働いた可能性があるかもしれないが、すでに戦車の時代じゃなくなっている。
 かなりダーティーなプレデターを技術の粋をあつめた存在ともちあげられることにも抵抗感があった。同じ兵器である剣から始めているので、まだ格好がつくけれど、平和的な技術から話をスタートさせていたら「終着点はこんなものか……」と残念に感じただろう。
 まぁ、兵器には最新技術が盛り込まれやすい事情はあるのかなぁ。途中の技術は兵器じゃないなんて言い出すとキリがない。

 あと、ナビゲーターの肩書き「イノベーション・コンサルティング」からヤバい要素しか感じられなかった。いまは別の肩書きを名乗っていそう。
 自分の手で青銅の鋳造作業に挑戦している点などは割と好感がもてるのだが。

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